目標は、疾患の予防と早期発見です。
できるだけ若い頃から、女性の心身の生理に関する知識を持つことで、疾患予防や悪化を防ぐことができると考えます。
そのために、一度に多くの情報を伝えるのでは無く、テーマを決めて少人数の、わかりやすい院内セミナーを開催したいと考えております。中高生や大学生世代~その健康をあずかる母親の皆様も参加を勧めます。
若い人が、気軽に来院、相談できるクリニックであることで、その後の、生殖期、更年期、老年期までの一生の健康の基礎作りができるようサポートします。
更年期は老年期の入り口として、更年期障害の治療だけではなく、その後の健康に関しての留意点を知ることは、寝たきり予防に大切です。更年期の皆様にも予防の観点から検査・指導させていただきます。
現代社会は、情報が氾濫し、忙しく生活し、ストレスも多く、本来の健康的な生活が送れずに女性としての健康を害してしまって受診される方も多く見られます。生活背景も含めて、一緒に健康な生活を取り戻せるようサポートします。
・妊娠初期の診断のみ行い、その後の妊娠経過や出産、専門的な不妊治療は取り扱っておりません。
・婦人科ですので、御一人に長時間のお話を伺わないといけない場合は、別途自費で時間を設けさせて頂きます。
内診のみでは不明瞭な子宮、卵巣などの骨盤腔の詳細な状況を外来で容易に画像で確認できます。
膣に器械を挿入するが、検査による痛みや苦痛が少ない。
性経験が無い人の場合、 肛門からアプローチし、同様の画像が得られます。
子宮の良、悪性腫瘍や卵巣腫瘍などの器質的疾患だけではなく、卵巣機能の状態を子宮の内膜の厚みから知ることができます。婦人科のトラブル時のみではなく、検診時にも受けておくと婦人科疾患のスクリーニングができます。
乳腺エコー検査は月一回予約制で乳腺専門医が検査可能ですが、基本的に悪性腫瘍の診断にはマンモグラフィーが必要です。
女性ホルモンの分泌量が大きく影響するのは骨の生成です。女性ホルモンは骨の量や質を増加改善する作用があります。
その為、卵巣機能が長期間低下している無月経の方や、閉経後の女性では低下します。
DEXA法での腰椎や大腿骨頚部でのように、骨粗鬆症の正確で重要な部分の診断には使用できませんが、放射線被爆が無いため、妊婦や若い人の骨密度のスクリーニングには有用。気軽に自分の骨密度を測定したい人に適しています。
一生の中で、最大の骨量が形成されるのは18歳頃までで、それまでの栄養摂取、(外での)運動、月経の状態、やせ、遺伝要素などで、低く設定され、それ以上増えることはありません。ダイエットを繰り返す若い世代にもスクリーニングを勧めます。
骨密度低下が推測される方には、大学病院などDEXA方ができる施設に紹介して検査して頂きます。