卵巣は、女性の妊娠や出産に深く関わる大切な器官です。
卵子を作りだし、成熟させ、排卵を起こす働きをします。また、女性ホルモンを分泌する大切な役割も担っています。
現在作成中です。
卵巣に腫瘍が発生する頻度は、女性の全生涯でみると5~7%とされます。排卵回数と遺伝因子が関連します。
卵巣は子宮の左右両側にひとつずつあり、通常は直径2〜3cm程度の大きさです。この卵巣にはれが生じた状態を卵巣腫瘍といい、多くは卵巣の片側に発生しますが、両側に発生することもあります。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)とは、若い女性の排卵障害では多くみられる疾患で、卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない疾患です。
正常な排卵が行われない排卵障害として、不妊症の大きな原因のひとつになっています。